バラバラになる食べ物

食事

寒天とゼラチンと片栗粉

嚥下障害のある人には食事に工夫をすることで誤嚥を防ぐことができます。その工夫としてよく使われているのがゼリーです。ゼリーと言うとお菓子のイメージがあり、食事とはかけ離れているように思われるかもしれません。もちろん、お菓子のゼリーをそのまま食事にするわけではなく、食事をゼリー状にすることで、誤嚥を防ぐことができるのです。嚥下しにくい食事にはいくつかのタイプがありますが、その一つが口の中で食べ物がバラバラと崩れてしまうものです。その食べ物というと、ヒジキやひき肉料理、さらには、カマボコなどもそれに含まれます。その崩れてしまった欠片が誤って食道に入ってしまい、最悪の場合肺炎を起こしてしまいます。しかし、そのバラバラになりやすい食品をゼラチンや寒天などでまとめてしまえば、嚥下しやすくなります。ヒジキ料理も煮凝りのようにアレンジするだけで、一体感が生まれ嚥下しにくい高齢者でも食べやすくなるのです。しかも、ゼリー状であるため噛む力はほとんどいらないところもメリットだと言えるでしょう。また、ゼラチンや寒天でゼリー状にするだけでなく、片栗粉をつかってあんかけみたいにするのも嚥下障害の人には効果的です。先ほど、嚥下しやすいものにひき肉料理を挙げましたが、あんかけ状になった麻婆豆腐はひき肉が入っているものの嚥下しにくいのです。ゼリー状にするのが難しい食べ物の場合は、あんかけにしてしまうと良いでしょう。